いつもネット電力をご利用いただき誠にありがとうございます。
2024年4月から始まる容量市場の導入に伴い、当社の容量拠出金相当額単価及び電気需給約款を改定することとなりましたのでご案内させていただきます。
【容量市場の概要について】
2024年4月より将来の供給力確保に向けた新たな制度として容量市場が開設され、小売電気事業者は電気事業法に従い新たに容量拠出金の負担が義務付けられます。
「容量市場」とは、4年後にわたる日本全体の供給力(kW)を効率的に確保する仕組みです。容量市場の導入によって電源投資が適切なタイミングで行われ、予め必要な供給力を確保することにより、中長期的に卸電力市場価格の安定化を実現します。お客様の電気料金の安定化が見込まれ、安心して電気をご利用いただけることが容量市場の目的です。
2024年4月の検針日以降(5月分電気料金のお知らせ)全てのお客様において公平に「容量拠出金負担額」をご請求させていただきます。
尚、容量拠出金制度の開始に伴い電気需給約款が変更されます。電気需給約款変更に伴いお客様にご対応いただくことはございません。お客様にはご負担をお掛けすることとなりますが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
【2024年度適用単価】
2.35円/kWh(税込)
※全てのお客様において2024年4月の検針日以降(5月分電気料金のお知らせ)上記単価を適用いたします。2025年度以降、容量拠出金相当額単価は毎年事前に当社ホームページにてご案内させていただきます。
・お客様のご負担額
2.35×使用電力量=ご負担額
例 300kWh使用時
2.35×300=705円
705円加算されます。
【2024年4月以降の新電気需給約款】
電気需給約款
【容量拠出金とは】
容量拠出金とは、容量市場における供給力の確保にもとづいて、小売電気事業者および一般送配電事業者、配電事業者が支払いを行うものです。2024年度以降に広域機関の会員である小売電気事業者については年間ピーク時kWシェア等に応じて広域機関から容量拠出金の請求額の通知が毎年行われます。
この容量拠出金を原資として、供給力を提供する容量提供事業者へ、広域機関から容量確保契約金額の交付が行われます。
容量市場についての詳細は以下をご確認ください。
資源エネルギー庁
電力広域的運営推進機関
ネット電力ではお客様により良いサービスを提供することができるよう今後も柔軟な対応に取り組んで参ります。今後ともネット電力をご愛顧いただきますよう、お願い致します。