いつもサステナブルでんきをご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、弊社ではデマンドレスポンスサービスを新たに開始させていただきます。またデマンドレスポンスサービスの開始に伴いまして電気需給約款の一部を改定し、2022年8月分電気料金(2022年7月検針日以降)より「電源調達費調整額」の適用を開始いたします。
本変更は弊社とご契約いただくすべてのお客様が対象となります。最後までご確認いただきますようお願いいたします。
各種メディア等で日々報道されている通り、昨今の世界的な資源高騰及び国際情勢(ウクライナ情勢等)の問題などによりエネルギー資源価格が高騰を続けており、電力取引価格に大きな影響を与えております。また、日本では大きな社会問題として電力不足にも陥っており、2023年1月の電力需給の見通しはほとんどのエリアにおいて安定して電力を供給するために最低限必要な予備率の3%を下回っています。2012年度以降で最も厳しい見通しとなっている現状です。
そこで弊社では夏場や冬場の電力逼迫が想定されるピークの電力使用量を分散させ日本の社会問題である電力不足の解消に少しでも貢献できるよう、2022年7月1日より「デマンドレスポンスサービス」を導入させていただきます。
デマンドレスポンスサービスとは、日本卸電力取引所(JEPX)とスマートメーターで取得できる電力データを活用し、電力消費のピークを分散化するためのサービスです。
今回新たに日本卸電力取引所(JEPX)で前日に公開される翌日のエリアプライスをお客様のマイページ上に30分毎のグラフとして常時表示させていただきます。新たに表示するエリアプライスのグラフ上には基準価格(詳細につきましては電気需給約款別表第6表をご参照ください)を表示することにより、現在表示されている30分毎の電力使用量と比較し、基準価格を上回る時間帯は極力電気の使用を控え、基準価格を下回る時間帯に多くの電力を消費する電化製品を使うなど計画を立てることが可能となります。
また、「電源調達費調整額」とは、上記30分毎のエリアプライスの中で基準価格を設定し、電力調達価格が還元基準価格を下回った場合は、その時間帯の使用量を計算しお客様の電気料金から還元請求(割引)し、追加基準価格より上回った場合は、その時間帯の使用量を計算しお客様の電気料金に追加請求させていただきます。
調達価格グラフ例
弊社では今後、調達価格が高騰する際は事前にアラートメールを配信できるサービスなどを予定しており、皆様に効率良く電気を使っていただくと同時に日本の社会問題である電力不足の解消に貢献できればと考えております。今後ともサービスの質の向上に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
【電気需給約款改定について】
・追加箇所
別表第6表 電源調達費調整額
・変更内容
電源調達費調整額を導入
・改定後の適用
2022年8月分電気料金のお知らせより適用
・改定後の電気需給約款掲載先
本改訂にご承諾いただけないお客様におかれましては、本改訂の適用前となる2022年6月30日までに、お客様ご自身により他の電気小売事業者様への切替手続いただけますようお願い申し上げます。